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電気通信主任技術者試験受験対策 直前対策講座

伝送交換設備及び設備管理



電気通信
システム
伝送交換設備
及び設備管理
線路設備
及び設備管理
伝送 無線 交換 データ
通信
通信
電力
通信
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通信
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線路

※ 本コースは、 試験制度の変更に伴い、2021年1月に下記コースに再編いたしました。

直前対策講座  伝送交換設備及び設備管理(コース番号:112048)



◆コース概要

電気通信主任技術者試験試験の共通科目「 伝送交換設備及び設備管理」の受験のための解答力向上を図る講習会です。

過去問ベースの模擬試験と解答解説の繰り返しにより、受験直前の総仕上げを行います。 模擬試験と解答解説を 3セット以上実施します。

本講習会の位置付けについては、電気通信主任技術者試験受験対策 コース体系をご覧ください。

コース番号

110032

コース名

電気通信主任技術者試験 受験対策

直前対策講座 
  
伝送交換設備及び設備管理

受講料

46,200円(税込)

34,560円(税込)【早期割り引き価格】

期間

1日間

対象者

伝送交換主任技術者試験を受験される方

主な内容
  • 模擬試験と解答解説
開催予定
● 2021年 1月27日(水)
   9:30~16:30
9:30~16:30
会場:Zoomによるオンライン開催
関連
コース
● 速習講座

基礎からしっかり学習されたいお客さま向けの座学のコースです。速習講座を直前対策講座と併せてご受講いただくと、 さらに学習効果を高められます。

備考

お申し込み機会が限られているお客さま向けに、複数の講習会を同時にお申し込みできる セットメニューもご用意しております。

◆受験される方へ

◇無意識に正解の番号を覚えていませんか?

過去問を繰り返し解く学習法があります。過去問を解くたびに、点数が上がっていき、 手応えが感じられる学習法です。しかし、本当に問題が解けているのでしょうか。正解の選択肢の番号を、 自分でも気がつかないうちに覚えているだけという危険性はありませんか。

選択肢の入れ替えや小問の並びのシャッフルなど、問題の難易度とは無関係の変更を過去問に加えただけで、 模擬試験の点数が10点も20点も下がるという話は、珍しくありません。正解の番号を覚えるつもりはなくても、 無意識で覚えてしまうことはあるのです。

本コースの模擬試験の問題は、過去問そのままではなく、捻りをいれています。 正解を覚えているだけでは、点数はとれません。そのため、 本当に理解しているところと理解不十分なところの見極めが付けられます。 試験直前に、理解不十分な部分を叩き出し、総仕上げを図れます。

◇試験直前に調べものの時間がとれますか?

「伝送交換設備及び設備管理」では、IPネットワークやセキュリティの知識だけでなく、 交換技術や伝送技術の知識も求められます。交換技術や伝送技術は、市販本などの情報源が少なく、 独学は容易ではありません。 交換関連と伝送関連は、ひとたび不明点に突き当たると、調査のために多くの時間が割かれることが多くなります。

しかし、交換関連と伝送関連を簡単に諦めるのも、良い選択とは言えません。 弊社の統計では、「伝送交換設備及び設備管理」における、 この5年間での交換関連と伝送関連の出題割合は10%程度です。 少ない割合ですが、100点満点のうちの10点と見れば、気軽に捨てられる点数では ありません。

本コースは、解答解説の小冊子付きです。 受講後の学習で、不明点の解決にも、お役に立てていただけます。 不明点の調査時間を節約し、試験直前の時間を有効活用していただけます。

◇過去問だけで合格可能?

その答えは、YesでもありNoでもあります。合否の分かれ道は、過去問への取り組み方です。 「伝送交換設備及び設備管理」の出題は、過去問がそのままではなく、捻りを入れてくるケースが多くあります。 特に長文問題では、その傾向が顕著です。そのため、答えを丸覚えするだけは、出題の変化に対応しきれません。 さらに新しい分野の出題もあるため、過去問だけでの学習では、取りこぼしが許されなくなります。過去問を 覚える方式は、かなり危険の大きい学習法です。確実性を高めるためには、過去問に取り組む際に、問題文の 背景まで含めて深く理解することが求められます。

本コースならば、技術的な背景の理解を深め、変化する出題にも対応する力を養えます。

◇計算問題は、解けるだけでは不十分です!

「伝送交換設備及び設備管理」では、必ず信頼性計算の出題があります。近年では、 2問の出題で、配点は6点です。指数や対数の計算が苦手で、信頼性計算の問題を切り捨てている受験者は 少なくはありません。 しかし、その一方で56点や58点で涙を飲んだ受験者も、少なくはありません。弊社の定期開催コースにも、 再チャレンジする受験者の方に参加いただいていますが、30~40点の惨敗ではなく、50~59点で惜敗されたケースが 圧倒的に多数です。信頼性計算のたった6点が、合否を決めることもあるのです。

計算問題は、苦手意識さえ克服できてしまえば、むしろ得点源にできます。

しかし、公式を覚えても、指数や対数を克服しても、それだけでは不十分です。 信頼性計算の問題では、複数の公式を使うケースが珍しくありません。公式を組み合わせて、 解答を導く力が求められます。また、解法をマスターしても、計算ミスというリスクもあります。

本コースの解答解説では、計算ミスをしにくい解法、計算ミスをチェックしやすい解法を、 採用しています。計算ミスを減らすことで、点数の取りこぼしを減らせます。

◆「伝送交換設備及び設備管理」科目について

◇「伝送交換設備及び設備管理」の出題範囲

  • 伝送交換設備の概要
    • 伝送交換設備を構成する各分野の概要
      • 伝送の概要
      • 無線の概要
      • 交換の概要
      • データ通信の概要
      • 通信電力の概要 など
  • 伝送交換設備の設備管理
    • 伝送交換設備の設備管理一般
      • 設備管理の概要>
      • 通信品質 など
    • 伝送交換設備の工事管理
      • 工事計画
      • 工程管理
      • 品質管理安全管理 など
    • 伝送交換設備の維持・運用管理
      • 維持・運用、予防保全
      • 安全・信頼性対策 など
  • セキュリティ管理
    • セキュリティ管理の概要
      • セキュリティ管理手法
      • セキュリティ管理技術 など
    • セキュリティ対策
      • 物理的セキュリティ対策
      • ネットワークセキュリティ対策
      • その他の情報セキュリティ対策 など

◇「伝送交換設備及び設備管理」の試験時間

試験時間は、100分です。

「法規」と同時受験の場合は、合わせて180分となります。この場合は、「法規」の 解答作成を早くすませれば、余った時間を「伝送交換設備及び設備管理」の解答作成に使うこともできます。

◇「伝送交換設備及び設備管理」の出題傾向

「伝送交換設備及び設備管理」の大問は、問1から問5までの5問です。おおむね、問1と問2は伝送交換設備の概要、 問3と問4は伝送交換設備の設備管理、問5は情報セキュリティとなっています。

それぞれの大問の配点は、各20点です。小問の(1)は長文問題で、穴埋めのキーワードを選ぶ問題です。 (2)から(5)は正誤問題です。単純に正しい記述や誤った記述を選ぶ問題のほかに、A~Cの3つの文章の それぞれについて正誤を求める問題があります。正しい記述や誤った記述を選ぶ問題にくらべ、A~Cの 3つの文章の問題は、精度の高い知識が求められます。

下の表は、平成28年度第2回までの5年間の出題を、弊社テキストの章ごとに小問単位で分類したものです。 複数の章にまたがる場合は、より関係の深いほうへ分類しています。 なお、弊社の「伝送交換設備及び設備管理」向けテキストは、「伝送」と「交換」との3科目共通になって います。

分類 出題数 割合[%]
第1章 電気通信システム 1 0.4
第2章 交換技術 5 2.0
第3章 デジタル交換機 0 0.0
第4章 共通線信号方式 2 0.8
第5章 トラヒック理論 0 0.0
第6章 伝送技術 7 2.8
第7章 光伝送 8 3.2
第8章 高速デジタル伝送技術 2 0.8
第9章 無線伝送 12 4.8
第10章 ネットワーク技術 7 2.8
第11章 TCP/IP 19 7.6
第12章 IP電話関連技術 18 7.2
第13章 ネットワークサービス 12 4.8
第14章 情報セキュリティ 49 19.6
第15章 通信電力 18 7.2
第16章 設備管理 49 19.6
第17章 信頼性 41 16.4
合計 250

出題割合の経年変化は、ほとんど見られません。 多少の揺らぎはあるものの、方向性を示す変化は見られません。

この5年間の出題では、設備管理と信頼性だけで、1/3を越えます。情報セキュリティを加えると、55%を越えます。 これらにはJIS規格などの用語を問う問題がありますが、今までに出題されていなかった話題からの出題が目立ちます。 これらのテーマでは、ある程度の点数の取りこぼしは、予め想定するほうが無難です。

また、情報セキュリティは、ネットワークなどが背景の知識として必要になります。 見かけのパーセンテージで、ネットワーク関連を軽視することは危険です。

出題頻度第4位は、通信電力です。大半の受験者にとって、強電は関連が薄い分野です。 そのため学習効率のため通信電力を切り捨てるケースも見られます。 しかし、通信電力の切り捨ては、8点を捨てるのと同じことです。切り捨てる判断は、慎重に行うべきです。

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